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商品名:富嶽三十六景 凱風快晴(BAC-0003)
富嶽三十六景の中で「神奈川沖浪裏」(BAC-0002)と並ぶ有名な作品が、この「凱風快晴」(通称「赤富士」)です。凱風とは初夏に吹く南風のことで、この季節に富士が朝焼けで真っ赤になることからこの題名が付いたと思われます。浮世絵の風景画は人物が必ずと言っていいほど入っているのですが、「凱風快晴」では空を背景に富士のみが描かれており、この点でも北斎の独創性が伺われます。画面構成は富士と空、使われている色は赤に青と至ってシンプルですが、塗り絵ではこの限られた要素の中でいかに富士の雄大さを表現するかがポイント。山頂から峰にかけてグラデーションを微妙につけていくだけでも、富士の高さと量感が強調できます。

作家紹介:葛飾北斎
1760年(宝暦10年)に生まれた北斎は幼少より絵に興味があり、14歳頃になると彫刻師の弟子になりました。しかし、より自由な絵師の道を志して1778年(安永7年)に勝川春章に入門し、翌年には春朗の名でデビューします。その後、美人画、役者絵、相撲絵など次々に描いていきましたが、強烈な個性を放ってはいませんでした。40歳のときに北斎に改名すると読本挿絵なども手がけ始め、それは独創的な「北斎漫画」へと繋がっていきます。70歳を過ぎても北斎は花鳥画や肉筆画などに意欲的に取り組み、ついに風景版画の最高傑作と呼ばれる「富岳三十八景」を生み出しました。30歳以上も若い広重にライバル心を燃やすなど、北斎の気力は最後まで衰えることなく、90歳で亡くなるまで筆を離しませんでした。

型番:
BAC-0003
定価: 350円(内税)
販売価格: 350円(内税)
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