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商品名:長崎十二景 丘の青楼(DAB-0007)
この作品は大正7年(1918年)に夢二が長崎を旅して描いた連作の一つです。青楼とは女郎屋の意味なので、この女性は遊女なのでしょう。それにしても背景のカーテンが緑と黄で描かれ、夢二作品にしては少し派手な印象があります。遊女の顔は目が離れているうえに、受け口ぎみで決して美人とは言えません。それでも見る者を引きつけてやまないのは、夢二美人特有のおぼろげな表情をしているからでしょう。この作品では、やはりカーテンの色を自由に塗りたい欲求にかられます。しかし遊女が浮き立つような色を選ばないと、作品全体のバランスが崩れてしまうので気をつけましょう。

作家紹介:竹久夢二
竹久夢二(本名:茂次郎)は1884年(明治17年)に岡山県邑久郡本庄村に生まれました。1905年に早稲田実業学校本科三年を卒業して、同専攻科に進みますが、この年6月発行の「青年傑作集」(「中学世界」夏季増刊号)にコマ絵「筒井筒」が入選し、このとき初めて夢二の名で署名しました。1909〜10年には洛陽堂から「夢二画集 春の巻」を刊行し、その後続いた「夏の巻」、「花の巻」、「旅の巻」、「秋の巻」、「冬の巻」も含めて大評判を得ます。独特の情緒で描かれた美女画は、当時の若い女性を夢中にさせました。1931〜33年に夢二は米国と欧州を旅行しましたが、帰国後に結核を患い1934年1月に51才で世を去りました。

型番:
DAB-0007
定価: 350円(内税)
販売価格: 350円(内税)
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